今につながる日本史+α

今につながる日本史+α

読売新聞調査研究本部  丸山淳一

幕末

感染症にかかった為政者はどう動いたか

コロナ禍が一向に収まらない。菅首相は7月末までに高齢者のワクチン接種を終わらせる方針だが、ワクチン供給の遅れや予約システムの不備などの不手際が相次ぎ、内閣支持率は低迷が続いている。 国会議員がパーティーを開いたり、夜の会合に出席したりした事…

鎖国下で進められた人類初ワクチンの接種

先進国ではワクチン接種が遅れたところに、感染の第4波がやってきた。ワクチンについては副反応を懸念して接種しない人もいるが、効き目を信じている人も打つワクチンがなければどうしようもない。こんな状況で東京五輪が本当に開催できるのか、疑問を持つ…

『麒麟がくる』8月再開!高橋英樹さん 大河と信長を語る

新型コロナの影響で放送休止中だった大河ドラマ『麒麟がくる』が8月30日から再開される。これまで大河ドラマ9作に出演した高橋英樹さんのロングインタビューを2回に分けて読売新聞オンラインに掲載した。 高橋さんと言えば『国盗り物語』で演じた織田信長(…

カリスマ斉彬から調整型久光へ 島津家の絶妙な継承

『西郷どん』に関するコラムの最後は幕末の島津家の話だ。書きたかったのはまず島津斉彬ばかりが名君ではなかった、むしろ久光の功績が大きかったということと、その前からの恩讐を乗り越えて、薩摩藩では絶妙な権力の承継が行われていた、ということだ。 ↑…

明治維新から150年 『西郷どん』から見るその意義

憲政記念館で行われた明治150年記念式典 明治改元の詔が出てから150年になる。政府主催の記念式典が開かれたが、明治100年に比べて盛り上がりが今一つだったようだ。 50年という中途半端な節目だからだけではないように思える。司馬遼太郎の「結果を心配せず…

やはり直弼は「いい直弼」ではない

「安政の大獄」を断行した大老・井伊直弼(1815〜60)は、 結果的に幕府の命脈を縮めた。多くの幕末の志士が捕えられて命を落としたことは、幕府というより、日本にとっては大きな損失といえる。 この安政の大獄が、側近。長野主膳(1815〜62)のフェイクニ…

西郷どんと将軍家定、家茂の健康事情

NHK大河ドラマ『西郷どん』をテーマに書いた1回目は、幕末の健康事情だ。タイトルは西郷のダイエットの話から取っているが、記事の中では幕末の将軍、徳川家定と家茂がなぜ早世し、慶喜が長寿だった理由を栄養学の面から推理している。 読売新聞オンラインの…

龍馬は『巨人の星』で前のめりに死ぬ

読売新聞編集委員の丸山淳一です。BS日テレ「深層NEWS」(月~金22:00〜23:00)に出演していました。 もともと日本史が好きだったのですが、深層NEWSにさまざまな専門家をお呼びしてお話を伺うようになって、「昔と今はつながっているんだなあ」と感じること…