今につながる日本史+α

今につながる日本史+α

読売新聞編集委員  丸山淳一

江戸時代

働き方改革を始めたのは天智天皇?

6月10日の「時の記念日」は「働き方改革」にふさわしい。働き方改革関連法の柱となっている残業規制も「高プロ」もそうだが、「働き方」は労働時間と切っても切れない関係があるからだ。 そもそも時の記念日は、規則正しく生活すること、効率的に働いて生産…

板垣死すとも大相撲は女人禁制?

葛飾北斎の力士図(シカゴ美術館蔵) いろいろあった日本相撲協会で、今度は女人禁制が問題となっている。ちびっ子相撲で女児の参加が禁じられたり、大相撲巡業のあいさつで倒れた市長を介抱しようとした女性看護師に、土俵から下りるよう指示が出されたりし…

宮本武蔵と嘉納治五郎を結んだ熊本の柔道

剣豪の宮本武蔵(?〜1645)と柔道の父・嘉納治五郎(1860~1938)は同じ時代の人ではない。だが、2人は「やわらどころ」熊本の縁でつながっていた、というコラムだ。2019年大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺」で描かれた日本マラソンの父、金栗四…

「地震加藤」と呼ばれた清正と熊本城

熊本地震から2年が経つのを機に、かつて赴任していた熊本に行き、熊本城の復興を取材した。その模様は「深層NEWS」でも放送したが、伝えきれなかった熊本城の石垣の構造などを解説した。 読売新聞オンラインのコラム本文 ↑読売新聞オンラインに読者登録せず…

将軍家光が“喚問”した公文書改竄

このコラムを書いたきっかけは「モリカケ問題」だ。公文書の改ざんが問題になったが、今も昔も日本は文書主義の国といえると思う。 江戸時代のはじめに問題になった対馬藩による外交文書の改ざん事件「柳川一件やながわいっけん」では、江戸城で諸大名や旗本…